世界のトップへ!西安近代化学研究所が革新的な超広温度域の新液晶材料の開発に成功
- カテゴリ:業界中のニュース
- 出品者:
- 出所:
- 出品日時:2017-03-15
- PV:0
【概要の説明】2月20日、西安近代化学研究所は、「保存温度が-45~103℃の超広温度域の液晶の開発に成功した」と発表しました。
世界のトップへ!西安近代化学研究所が革新的な超広温度域の新液晶材料の開発に成功
【概要の説明】2月20日、西安近代化学研究所は、「保存温度が-45~103℃の超広温度域の液晶の開発に成功した」と発表しました。
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2月20日、西安近代化学研究所は、「保存温度が-45~103℃の超広温度域の液晶の開発に成功した」と発表しました。「液晶材料の温度限界を突破した。低温による応答速度の低下は、液晶業界の世界的な難題であったが、これを解決した。この様な液晶は、軍事戦略的にも重要な材料で中国等、国外への輸出が禁止されているが、今回の開発成功により、この戦略的な部材封鎖を打ち破り、全世界の高級液晶材料のトップに立つことができた」との事です。
情報によりますと、液晶材料は液晶ディスプレイの核心材料で、液晶材料が、その使用温度範囲と応答速度、更に画質を決定づけます。液晶材料は、多成分からなる有機液体で、その粘度は温度が下がると、増加する一方なので、低温になると、応答速度が遅くなります。低温で液晶材料の応答速度をアップさせる事は世界的な難題でした。液晶ディスプレイは優れた振動耐久性及び表示画面の安定性・高い信頼性を持っています。更に、次世代の室外高品位表示は、極めて重要な用途でもあり、多くの先端兵器に用いる表示素子として、重要な素子でもあります。兵器のインフォメーション表示端末の90%以上に液晶ディスプレイが採用されています。西側諸国では、広温度域の液晶材料とその関連技術を海外輸出禁止とし、より厳しい封鎖を続けてきました。
「我々は20年近く系統的な研究を進め、独自の液晶材料の基礎的理論及び設計方法を確立し、完全に独自の知的財産権の技術体系を完成した」と西安近代化学研究所の科学研究チームのリーダである安忠維氏は述べています。彼らは研究により、液晶の低温での粘度増加の主な原因は、分子間力である事を解明し、更に液晶の合成技術面でも新たな革新に成功しました。分子接合による設計と合成により、液晶分子を層状構造から螺旋構造に変化させ、300種類以上の新液晶単体を合成しました。保存温度が著しく拡大し、低温応答速度も大きく改善されました。新触媒によりカップリング・縮合反応を一回で完了させる事で、純度と生産性が向上し、コストと廃棄物も低減されました。現在、液晶単体との組み合わせ・合成や表示材料に関する特許を20件以上取得しています。
この様な超広温度域の液晶材料は兵器への応用だけでなく、特殊な携帯や車載等の室外表示器やウェアラブル設備に利用でき、将来、市場が大きく拡大すると期待されています。
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